2008年02月19日
まな板除菌
毎日毎日包丁で切られるけど切れないものな~んだ?
まな板です。
そんな毎日切りつけられているまな板ですが、しっかり除菌していますか?
毎日包丁で切ると、目に見える傷から、目に見えないような細かな傷まで
さまざまな傷がまな板には付いています。
しかも、食品をのせるので、その細かな傷に食品カスが入り込み、
細菌の温床となるんです。
傷が細かいからスポンジ洗いでは落ちないんですよ。
そこで必要なのが除菌。
まな板除菌には3つの方法があります。
①熱湯消毒
②日光消毒
③塩素消毒
①は、例えばほうれん草をゆでたゆで汁などをまな板にかけるなど、比較的
簡単に行なえますが実はコレ、NG。
汚れのうち、細菌の餌になりやすいのがたんぱく質。
肉汁や魚の汁など。
このたんぱく質と言うのは、実は熱で凝固する性質を持ちます。
生卵を考えるとわかりやすいですね。
傷に入り込んだたんぱく汚れに熱湯をかけると、表面が凝固し、膜状の
ものを作り、中の細菌を保護してしまうのです。
ですから、除菌するのなら②、③が適当です。
②は、よく晴れた日に1時間も干しておけばOK。
③も、まな板にティッシュを敷き、上から全体を濡らす程度に
塩素系漂白剤をかけ、30分程度放置してからしっかりと漂白剤を
洗い流します。
塩素系漂白剤はノロウイルスにも効果的なのでぜひお試しください。
(木製まな板は塩素系漂白剤は使用しないほうがいいようです)
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